【体験談】介護職の現実は甘くない。未経験で老健に就職し、『大変』『辞めたい』と感じること

本記事では、未経験で老健に就職をした女性の体験談を紹介しています。

『介護職は誰でもできる』と未経験の方は甘く見ているかもしれませんが、現実は甘くありません。

具体的な内容を本記事では紹介しているので、介護職に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。

老健で働いていた女性介護士のプロフィール

  1. 20代(女性)
  2. 都道府県:京都府
  3. 介護職:6年
  4. 保有資格:介護職員初任者研修(ホームヘルパー二級)
  5. 老健での勤続年数:2年8ヶ月(現在は別の施設で働いている)
  6. 老健の従業員数:約100人
  7. 年収:320万程度

勤めていた老健での給料額の詳細

私が勤めていた老健は大卒の基本給が17万からでした。

手当てについては処遇改善手当はなく、夜勤手当が介護士であれば夜勤一回につき4000円と安いほうでした。

他には色々手当てがありましたが、私が当時もらっていた手当は交通費と夜勤手当だけでした。

ボーナスの額は人それぞれで、主任、副主任が職員の出来具合を審査し、最終的に事務長、看護部長が額を決めるというやり方でした。

私は2年目で30万程度を年に2回もらっていました。昇給も能力次第で、主任、副主任の審査があり、年に二回昇給がありました。

昇給額も人それぞれだと思いますが、5000円ずつを年に二回あがっていたと思います。

サービス残業については、この施設では当たり前でした。

どの施設にも委員会というのがあると思いますが、私が当時働いていた施設は、業務後に委員会の集まりが月に二回程度あり、その集まりがあるときだけしか残業をつけてはいけませんでした。

なので、ほぼ毎日30分程度、もしくは1時間以上のサービス残業がありました。

未経験から介護職をして『大変』だったこと

当時働いていた老健で、つらかったこと、大変だと感じたことはたくさんありました。

まず、今まで高齢者と話すことがなかったので、どんな話をしたらいいのかということでした。

介護に勤める人はおじいちゃんおばあちゃんが好きだったからという理由の人がいると思いますが、私はそうでもなく、ただ介護は将来に役に立つんじゃないか、という軽い気持ちで始めたせいもあると思います。

高齢者が好む演歌も知らない、どういう対応をしたらいいのかわからないということで悩みました。

2つ目はやはり排泄物の処理だったと思います。

それまで動物の世話などをしてある程度排泄物に慣れていると思っていたが、やはり人間の排泄物、薬を飲んでいる排泄物は独特の臭いもしますし、抵抗がありました。

3つ目は、夜勤中のナースコール対応が大変でした。

定時のおむつ交換を終え一息つこうとしたところにナースコールが鳴ったり、ナースコールを押し続けている人の対応などです。

当時の施設ではナースコールが鳴れば、PHSで「どうされましたか?」と聞くと同時に走って部屋まで行かなければならず、いつも足が浮腫んでいたように思います。

介護職を何度も辞めたいと思ったが、やはり、介護職が好き

辞めよう、辞めたいと思ったことは何度もありましたが、その時には介護という仕事が好きになっていました。

しかし、インフルエンザとノロウイルスが同時に流行したときはさすがに辞めたいと思いました。

また、従業員が辞めたり、産休育休と重なったりで人手不足だったということもあると思います。

ノロウイルスの人を担当し、夜勤についたのですが、ノロウイルスの感染力は非常に高く、定時のおむつ交換に行くたびに嘔吐している人が増え、その度に一人で居室変更をしたり、おむつ交換、嘔吐の処理などをしてもう限界だと感じていました。

朝になっても、人手不足の影響で食事介助に入れる職員がおらず、夜勤明けの時間になっても帰れませんでした。

一通りの業務が終われば、次はカルテに記入しなければならず、通常9時明けのところ家に帰れたのはお昼を過ぎていました。

当時は辞めたいと強く思いましたが、結局やめなかったのは、介護という仕事が好きだったんだと思います。

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